そのときは彼によろしく

後輩がものすごくいいといっていたので映画を観てみた。

以下、あらすじ。

ささやかながらも美しい水草の店を経営している遠山智史（山田孝之）の前に、ある日突然、スーパーモデルの森川鈴音（長澤まさみ）が現われる。実は鈴音は智史の幼なじみの滝川花梨で、ふたりは再会を喜びを分かち合う。二人はもう一人、親友で画家志望の五十嵐佑司（塚本高史）のもとへと向かうが……。

大体は本で出ているのを読みたかったのだが、映画を見る前に本を読んでしまうとおもしろくないだろうと考えてそのままにしていたら今に至ってしまった。長澤まさみがかわいいというのはおいといて、内容としてもおもしろい。よくある三角関係の話かと思ったのだがそうでもなく、非常に切ない純愛の物語。

ただ待つというのはどれほどつらいものなのだろうか・・・。

なにが起こるかもわからず、どうなるのかの未来も全く予想がつかない。そんな状態でただ待つということしか出来ない切なさは想像もつかない。ただ泣くためだけの映画が多い中、おもしろく見れた作品。うむ、良い。