喫煙が納税行為だなんて嘘っぱち

以下の記事を読んだんだけど、喫煙が納税行為なんて大嘘!!!

1箱300円の煙草の場合、約189円がたばこ税+消費税という計算です。
日本における“たばこ税”の年間税収は、実に2兆2400億円(平成17年度)。
これらは一般財源に組み入れられ、国や地方の財政を支えています。

http://promotion.yahoo.co.jp/charger/column/013/vol13.php

確かに買って収める税金はこの通りなんだろうけど、煙草は体に悪いというのは周知の事実。体が悪くなれば病院で治療するわけで治療すると保険料がかかる。この保険料は国がまかなっていることを考えると全然話が変わってくる。

煙草と保険料の関係はgoogle先生に聞いてみると、

国レベルでタバコの収支バランスをみると、確かにタバコは年間約2兆円の税収をもたらすほか、葉タバコ栽培やタバコの製造、広告費用など、全体で年間2兆8,000億円の経済効果を生み出すことが、国立がんセンターの試算(1996年)から明らかになっています。
一方、医療費の増加や早期死亡による所得の損失など、タバコによる社会コストが年間5兆6,000億円にのぼり、国レベルでの収支は年間約3兆円の赤字になっています。わが国のタバコ消費量は年間約3,000億本ですので、喫煙者は1本吸うたびに、国に10円程度の経済負担をかけている勘定になります。

けんぽれん大阪連合会

とか、

タバコ産業経済メリット 2兆8千億円
タバコ産業社会コスト 5兆6千億円
差し引き −2兆8千億円
タバコによる社会的損害


とかいくらでも出てくる。煙草の現在の価格が大体1箱300円ぐらいだけど、国的に±0になるためには600円ぐらいにならないといけないらしい。だから、今の値段で煙草を吸うという行為は、納税行為ではなく1箱当たり300円の税金無駄づかいをしているというわけだ。

ならどうすればいいか。答えは単純。






煙草を買って吸わない。




これが一番の納税行為。喫煙者で「俺は納税しているんだ。少しぐらい大目に見ろ」って言う人を見かけたら「あなたのその行為は納税行為でなく税金の無駄づかいなんだよ」言ってやればいい。そうすれば、少しぐらい禁煙する人が増えるかもしれないし。

そして、こんなえらそうなことを書きながらも僕は喫煙者。煙草の悪いところを調べていけば煙草がやめられるかなぁって思っている最中。煙草を買うにはtaspoが必要だから煙草をやめた - 僕のススメ。とか書いて、先月までやめていたけど、色々あってまた吸い出した。加護ちゃんじゃないけど煙草に逃げてしまった。せっかく3ヶ月もやめて、煙草を吸わないのが普通の生活に戻ってたのに・・・。

よし。明日から僕は煙草をやめる。これを呼んだ喫煙者の方も一緒にやめましょう。逃げ道であった「喫煙は納税行為」というのも嘘っぱちなんですから。「喫煙は百害あって一利なし」この言葉には税金面も含まれているのですよ。