大人と子供の鶴亀算
以下の問題があったとしたら、皆さんはどうやって解きますか?
鶴と亀が全部で100匹いて、その足の数を数えたら合計で266本でした。
鶴と亀はそれぞれ何匹ずついますか。
大人の説き方。
鶴の足は2本、亀の足は4本。すなわち以下の連立方程式が出来上がる。 X + Y = 100 2X + 4Y = 266 これを解くと、 2X + 2Y = 200 2X + 4Y = 266 2Y = 66 Y = 33 X + 33 = 100 X = 77 A.亀:33匹、鶴:77匹
子供の説き方。
全部鶴だったらどうなるだろう? 2 * 100 = 200 これだと、どれくらい足が足りないだろう? 266 - 200 = 66 亀と鶴の足の数の差はどれくらいだろう? 4 - 2 = 2 じゃあ、亀が何匹いればいいのだろう? 66 / 2 = 33 じゃあ、鶴は何匹だろう? 100 - 33 = 77 A.亀:33匹、鶴:77匹
どっちでも求まる解は一緒なんだけど、連立方程式ってものを知らないと大人の解き方では解けない。けど、子供の解き方って四則演算が出来れば解くことができるんだよね。ふと、連立方程式の問題を出されたときに、子供のときってどうやって解いたのかが思い出せなかったんだけど、今になって思い出したから書いてみました。
やっぱり、子供の考え方のほうが応用力が高いよなぁ。僕もよる年波には勝てず。少しずつ頭が固くなっていっているみたいですな。