アレルギー科の先生って楽な気がする

僕はアレルギーもちだ。

過去に診断されたことがある症状は、アトピー性皮膚炎、結膜炎、鼻炎、喘息。あと花粉症が発症したら大抵のアレルギーを持つことになるんじゃなかったかな。幸いなことに食べ物に対するアレルギーは無く*1好きなものが食べられる。

僕の場合は全ての症状があまりひどくは無い。ひどくないというだけで、弱いわけでもない。アトピー性皮膚炎に関して言えば、僕よりもひどい人とは今まで生きてきて10人ぐらいしか会ったことは無い。この人数というのは、病院にいったら僕よりもひどい人はいっぱいいるんで、あくまで私生活での話。日常生活にはあまり支障は無いけど、痛いときは非常に痛いしアレルギー症状がひどいときは何もやる気が起きない。それぐらいの症状を持って僕は生きている。

それで、本題なんだけど、アレルギーもちの人というのは全てにおいてあきらめているところが大きいんだよね。

薬で抑えると副作用がひどいとか、ヨーグルトがいいとか、ヒアルロン酸がいいとか、ハウスダストを減らせばいいとか、煙草が悪いとかいろんな人にいろんなことを言われるんだけど、どれもこれも患者からしてみればピンと来ないんだよね。的外れというわけではないけど、全てが複雑に絡み合いすぎていて一概になんとも言えないんだ。今までアレルギー患者として生きてきて、何をやっても調子がいい日はいいし、何をやっても調子が悪いときは調子が悪いというのが僕の結論。ある程度の法則*2はあるけど、一個を抑えれば劇的に良くなるということは無いって言うのが現実なんだよね。アレルギーの患者のほとんどは完治することはあきらめていて、アレルギーの症状とは一生うまく付き合っていくしかないと思ってるんじゃないのかなぁ。

これって、完治することが無くて症状を抑えることしか出来ないといわれている病気だから仕方ないといえば仕方ないんだけど、医者にとっては非常に楽な環境だと思うんだ。別に医者に対して文句を言っているわけではなくて、医者が努力していないといっているわけでも無いんだけど、僕が通っている医者は通院すると毎回「同じ事を聞いて、同じこと話をして、同じ薬を処方する」ということの繰り返している。患者が治る喜びというものがあまり無いのかもしれないけど、患者が死ぬことも無くて日々淡々と同じ薬を処方するだけでお金がもらえるって楽だよなぁ。それだけで結構な治療費を取っていくし・・・。嫌な言い方だけどアレルギーの治療をする医者ってボロいし楽な仕事だよなぁ。

*1:まだ出会って無いだけかもしれないけど

*2:徹夜すると肌が荒れるとか