喋らない人に喋らせる

IT業界は喋らなくても大丈夫というイメージがあるがそんなことは無い。自分が作成したものを他人に説明するときは嫌が上でも喋らなければならないし、自分側から無いことについてはきちんと質問しなければならない。IT業界で喋らなくていいことがあるとしたら、本当にコードを書くだけとかしかなくて、二人以上で設計するんであれば喋りは不可欠なんだ。

でも、どうしても喋るのが苦手な人というのは世の中にはいる。

僕の周りでは今一生懸命喋るのが苦手な人を喋らせようとしている。喋るのがどれだけ大切でどういうことを喋ればいいというアドバイスをずっとしているんだけど、まだ全然喋れない。自分の口から言葉を発することは無く、喋りかけられれば頷いたり相槌を打ったりするだけで、とてもじゃないがレビューなんて出来る状況じゃない。

そんな人でもレビューをしなければならない状況はあるわけで、会社の人とお客さんとレビューをやったらしいが燦燦たる結果だったようだ。会社の人はあいつはやばいって文句を言いながらどうにかしなきゃいかんって言いながらへこんでいたが、それって本当に正しいんだろうか?

話を聞けば聞くほどその人がフォローをしていないのがイライラしてくる。その人が喋るのが苦手というの周知の事項で、なのにその人一人で喋らせればうまくいくわけ無いという結果も分かっている。それならばうまくフォローをしながらレビューというものに慣れさせながら少しずつでもうまくいくように喋れるようにしていかなければいけないんじゃないだろうか?

喋りが出来ない人は違うところで自分の力を発揮しながら少しずつでも喋れるように頑張れば良いんじゃないかな。きつい口調で以下に喋らなければならないかを喋り続けても出来ないものは出来ない。自分で少しずつ頑張らないとどうしようもなくて他人がなんていってもしょうがないことってあるんだ。

適材適所でうまーくフォローしてやることのほうが、喋れ喋れってプレッシャーかけるよりもうまくいくと思う。