Webサイトは淘汰されていくもの

えがちゃん*1が大人気だから、ちょっと思ったことをつらつらと。

僕はWebサイトって淘汰されるものだと思ってる。脆弱性があるサイトは消えていくし、面白くないサイトも消えていく。消えていきたくなければ脆弱性があれば直さないといけないし、面白くないサイトであれば面白くしないといけない。そういうもんだと思ってる。面白くなくて脆弱性があるサイトなんてアクセスする必要も無いから、アクセスしなければ勝手にSEOが下がって消えていくと思うんだ。

だから、えがちゃんが作ったサービスに脆弱性があって、ブログで叩いたりするときにリンクを張ってる人の気が知れないし、サービスに脆弱性がありますよってコメントを残すためにはてブを使う人も気が知れない。そんなことしたらSEOの観点としてサイトの順位が上がって、順位が上がればアクセスする人が増えるわけでしょ?言ってることとやってることが全然違う気がするんだよね。叩くだけならリンクも張らずに叩けばいいわけで、もうちょっとそういうことを考えないのかなぁって思う。

んで、僕としては脆弱性はあってもなくてもどうでもいいし、えがちゃんが文句を言われる筋合いはなんら無いんじゃないかって思う。だって脆弱性があるんだったらそのサービスは使わなければいいだけで、直せー直せーって言い続けるのは筋が違うんじゃないかな。金を払って作ってもらったサービスに脆弱性があればそれは文句を言うけど、金を払ったわけじゃなくて、作ったサービスに対してちょろっと調べて脆弱性があるのが分かって、それを直せー直せーって言ってるわけでしょ?そんなんただの独りよがりで、えがちゃんに直す義務は無いし、文句を言われる筋合いも無いと思うんだ。だって、えがちゃんが勝手に作って勝手に公開してるだけなんだから。

話はちょっと変わるけど、前に「えがちゃんみたいな人がいるから、Webサービスの管理者は寝ずに対応しないといけないんだ!」的な文章を呼んだ記憶があるんだけど、これもこれでちょっと違うと思うんだよね。Webサービスを公開したってことは無限ループするプログラムでアクセスしてくる人もいるかもしれないって考えないといけないんじゃないかな。落ちても問題ないようなサービスなら考える必要も無いんだろうけど、会社として出しているんであれば落ちたら会社の信頼に関わるんだからそれなりの対処を考えるべきで、それを「あいつがわけのわからんアクセス方法でアクセスしてくるからいけないんだ!」って言うのは筋違いじゃないの?Webサービスの管理者としてお金をもらっているんであれば、アクセスしてくる人に文句を言って解決するのは単なる職務怠慢だと思うんだよね。まぁ、言いたくなる気持ちは分かるけど。。。

こうやって書いてみると非常にえがちゃんを擁護していて、「がんばれ!えがちゃん」って言ってるように読めてくるけどそんなことは全然思ってないよ。言い方は悪いけど、えがちゃんの作ったサイトにアクセスする気も無いし、こいつ頑張ってるから応援しようって気も起きないしね。別に好きなようにやっとけば良いんじゃない?って思ってる。一言でえがちゃんを表すと若いなぁって感じかな。それ以上でもそれ以下でも無い。

本気でえがちゃんを叩きたいんであれば完全に無視すればいい。脆弱性直せーとか言うのはアドバイス。完全に無視し続ければ勝手に淘汰されていくよ。最初に書いたけど、面白くなくて脆弱性があるサイトなんて誰もアクセスしたがらないんだから。文句を言って叩いて人格を否定するなんて非常にかっこ悪いと思うよ。

*1:ハンドルネームだから敬称はつけなくていいよね?