きたい

キタイ
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31652955


死んだ人を生き返らせる「キタイ」
中学生のときに死んだはずの人間が同級生の前に出現する。
死んだはずの人間はいったい何をしにきたのだろう?


アマゾンにはまだ売ってない。
というか、結構前の本だからもう登録されないんだろう。

前回見たフォーガットンを見て思い出した本。


記憶とはいったいなんだろうと考えてしまう。
ちょっと中身に触れてしまうが、

「この本で出てくるのは人間とは記憶ではないのか?」

ということである。

だれかの記憶を全て持っていると姿かたちがまったく違う人でも、
その誰かになることは出来るのではなかろうかと。

どれだけ姿かたちが変わっていても、
その人と自分しか知りえない記憶を持っている人と会ってしまうと、
人間というのはだまされてしまうのではなかろうか。

人間とはいったいなんなのか。。。
これは人が生まれてからずっと考え続けていることなのだろう。

こういう考え方もあるのだなぁと考えさせられた一冊である。