JavaScriptとは
JavaScriptとはいったいなにか。
これを質問されると大抵の人が
Web上でボタンを押すなどのイベントが起こったときに値を変化させるための言語と、答えるのではなかろうか。
僕は今日までそうだと思っていた。
確かにこのような意味が「JavaScript」という言葉はすでに持っているのだろう。
しかし、実際の定義は違っていた。
以下のソースを見ていただきたい。
function Sample {
var anchorTags = document.getElementsByTagName("a");
for (var i = 0; i < anchorTags.length ; i++)
{
alert("Href of this a element is : " + anchorTags[i].href + "\n");
}
}
実はこのソースの青で記述された部分が「JavaScript」であるというのである。
Mozillaが作成しているSpiderMonkeyというJavaScriptエンジンの
コマンドリファレンスは以下のURLとなる。
これを見ていただくとわかるが実はJavaScriptは基本的な命令しか実装していない。
「alert()」や「document.〜」のようなものは全く存在しない。
「JavaScript」とはC++とJavaを組み合わせた言語仕様をもった言語で、
スクリプト言語として動く仕組みを実装したものなのである。
やはり、世の中知らないことが多い。。。