グラスホッパー

グラスホッパー (角川文庫)

相変わらずこの人が書く本は面白い。

妻を殺された夫。
復讐のために妻を殺した相手がいる会社に潜入する。
ひょんなことから殺し屋を追うことになる。

あらすじはこんな感じ。


やはり複雑に全てが絡み合っている。
この人の話は前回も書いたが
無駄な出来事、無駄な人間はいないのだなぁと再認識させられる。

この話は終わり方が絶妙だった。

どうなんだ?
これはどっちなんだ???

非常に悩まされた。今でも悩んでいる。

答えが知りたいがもちろん答えなど落ちているわけもない。
このような考えにさせることが作者の罠であったのであれば、
まんまと引っかかってしまった。

ただ、やはり面白い。