違法コピー常習者はネットを切られるんだって。
Yahoo!ニュースで見た。
インターネット上でファイル交換ソフト「ウィニー」などを通じた映像や音楽の違法コピーによる著作権侵害が深刻化していることを受け、国内のプロバイダー(接続業者)が加盟する四つの業界団体は、違法コピーのやり取りを繰り返す利用者についてネットへの接続を強制的に停止することで合意した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080315-00000003-yom-soci
おぉ。ついに国が強攻策にでるみたい。これで、何人かが本当に切断されたりしたらなくなるかもね。
今回の対策は、著作権団体が、違法コピーのやり取りを繰り返している利用者について、ネット上の「住所」にあたるIPアドレスを専用ソフトで特定したうえでプロバイダーに通知。プロバイダーは、このIPアドレスをもとに利用者に警告メールを送信し、従わない場合などには、一定期間の接続停止や利用契約の解除に踏み切る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080315-00000003-yom-soci
ほぅ。著作権団体ねぇ。どうやって調べるのか気になったからちょっと調べてみた。
どうやってファイル共有ソフトを検出する?
まず、著作権団体が何らかの方法でWinnyネットワーク上に流通しているデータ(著作物)を調査し(一説にはWinnybotというツールを使っている模様)、そのデータを保持しているIPアドレスと該当データを収集する。著作権団体は収集されたIPアドレスから、それぞれのISPに対して該当ユーザに「注意喚起メール」を送付するよう依頼する。
Winny:「著作権団体からの重要なお知らせ」の本当の目的 - スポンサー広告ネットと著作権 違法ユーザの特定
検出ツールの開発者が語る,「Winnyを検出する方法」 | 日経 xTECH(クロステック)
ふーん。パケットキャプチャねぇ。上の記事は多分社内LANとか小さいネットワークで使用できるやつなんだろう。プロバイダとかの単位でやるんだったらもうちょっと効率よくやるんでしょうね。
んで、僕がプロバイダだったら
↓みたいにしてチェックするかな*1。
- 1週間単位でパケットの流量をチェック
- 流量が異常に多いところに対して警告を送る。警告文にはこれ以上多かった場合はパケットをキャプチャしますよって書いとく。
- なにも返答がない場合パケットをキャプチャ
かな。これだったらわりかし簡単に出来そう。
雑感
被害額がどうのこうのとか言ってるけど、実際はそんなに被害は無いんだろうなぁというのが僕の感想。ただで簡単にファイルを手に入れることが出来るからみんなやるんで有って、それを全部買うかといえばそれは違う。だから実際の被害額というのは色々なところで書かれているよりも少ないんだろう。
まぁ、だんだんファイル共有はハイリスク・ローリターンになってきている。時代のながれがそうなっているんだから、もしやっている人がいるのであれば時代の波に乗ってほしいものだ。やる続けてたらいきなりネットにつながらなくなる日が来るかもしれませんよ。
*1:これだと違法になるのかなぁ