2007-08-15 オーデュボンの祈り 本 日本の近くに鎖国をした島がある。 ひょんなことからその島に行ってしまった男の話。その島にはしゃべる案山子(かかし)がいる。 その案山子は未来の出来ごとをすべて知っている。この案山子が非常によい味を出している。 もったいぶった話し方とかが非常に好き。 僕がこの作者の本を読んで共通して思うことがひとつある。 それはすべての出来事がつながりがあるということだ。 無駄な出来事はない。 無駄な人間はいない。 この人の本を読んでいるとひしひしとそう感じる。 ぜひ読んでいただきたい一冊である。