売り上げは題名についてくる

「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法

この本を読んでタイトルの重要性というものを切実に学んだ。

「人たらし」や、「ブラック」という悪く聞こえる言葉。
悪い言葉ではあるが、人はどうしてもこのような言葉に惹かれてしまう。

からしい絵。
ぱっと見て「人たらし」っぽさを出しているこの感じ。
ついこの本を手にとって中身を見たくなってしまう。

本屋で非常に興味をそそられ、たまらなくなって買ってしまった一冊である。


ただ、読んでびっくり。内容がひどくちゃちい。。。


書いてある内容に少々触れると、
「挨拶をしよう」や、「同じ話を2度しない」など、
人として生活するうえで当たり前であることしか書いていない。

だがしかし、今この本は15万部も売れているらしい。

内容のみで言えば、こんな本が15万部も売れるとは思えない。
なぜこの本がこんなに売れたのか。それは、この題名がなせる業であろう。

そそる題名。そして絵。
この本は手にとらせる力だけはピカ一だろう。


これだけの題材をつけれる人が、
なぜこのようなちゃっち〜い内容を書いたのかが待ったくわからない。
もうちょっとすごい内容がかけるんじゃないのかなぁ〜。