ガリよりデブの方が生物学的には優れているんじゃない?

以下のニュースを見て、最近デブがたたかれすぎているから、デブにもいいところはあるということをつらつらと書いてみようと思う。

ロンドン大学の研究チームが、肥満や過体重の人々はそうでない人たちに比べ、移動により多くの燃料が必要となったりより多くの食料を食べたりすることにより、地球温暖化に寄与しているとの見方を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000259-reu-int

まず、デブには二種類のデブがいて、「そこまでの量を食べていないのに太ってしまうタイプ」と「高カロリーの食事を繰り返して太ってしまうタイプ」があると思う。逆にガリにも「どれだけ食べても太らないタイプ」と「低カロリーの食生活をして太っていないタイプ」の二つがある。ここではカロリー制限をしてやせたり太ったりするタイプの人ではなく、同じ食生活で同じ運動量をしているにもかかわらず太っている人とやせている人がいるという仮定で考えてみる。

なぜデブがガリに比べて優れていると言えるのか

現代の一般的な理論として、「デブは自己管理が出来ていない」と見られてもしょうがないというのがある。確かに正論は正論なのだが、同じ運動量で同じ食生活をしているデブとガリがいると、デブから見れば自己管理が出来ていないというのは甚だ疑問な話だ。同じ生活をしているのになぜ太りやすいというだけで自己管理が出来ていないとみなされればならないのだろう。結構不当な扱いだと思のは僕だけだろうか?

では、なぜ同じ量の運動量と食事量で「デブ」になる人と「ガリ」になる人が出てくるのだろうか?

僕の理論はこうだ。同じ食生活をして同じ運動量をしているデブとガリの違いというのは「エネルギー吸収率」と「エネルギー効率」ではないのだろうか。デブは「エネルギー吸収率」が高く「エネルギー効率」も高い。そのため同じ食料をとったとしてもガリに比べて多くのエネルギーを吸収し、同じ運動をしても使用するエネルギーが少ない。これにより、ガリが一日で使い切ってしまう量のエネルギーを摂取できる食料をとったとしても、デブはエネルギーを蓄えることが出来るのだ。こう考えると、デブはガリよりも優れていると言えるのではなかろうか。

まとめ

まぁ、デブは「エネルギー効率」がよくて「エネルギー吸収率」がいいんだから、食事を少なくしてやせればいいんだろうけどね。今の時代にデブはあまり好まれないのは確かなんだし。でも、カロリーを摂取しすぎて太っているやつとかは論外で「やせろ」って思うし、やせようと努力しないのはむかつく。自分で立つこともできないとかいうのは人として成り立ててないと思う。

時代が時代でものすごい食糧難のときに生まれていれば、「あんまり食べて無いのに太ってしまう」っていう人が生き残って、「食べても食べても太らない」って言う人は死んでいくんだろう。そういう時代ならデブはスターなんだろうなぁ。でも、今はそういう時代じゃ無いからしょうがない。あんまり食べて無いのに太ってしまう人は、生まれた時代でも呪って食べる量を減らしたがいいんだろうね。実はデブは優れてるって心の中でほくそ笑みながら生きていけばいい。