人は見た目で判断する

僕は人を見た目で判断する。見た目で判断するのは良くないというのが一般論だけど、僕はそれでも人を見かけで判断する。ただ、勘違いしてほしくないのは、僕が判断する見た目というのはその人がかっこいいとかかわいいとか不細工だとかそんなものじゃない。

人間の見た目というのは驚くほどその人の人生や性格を現している。性格が明るい人は明るい見た目をしているし、暗い人は暗い見た目をしている。マニアな人はマニアな見た目をしているし、頭がいい人は頭がいい見た目をしている。

見た目で判断するというのは僕の中で統計学みたいなものだ。僕は今まで生きてきた中でたくさんの人と会ったし、たくさんの人と話した。その中で蓄積されたデータベースがあって、見た目で自分と性格が合いそうな人合わなさそうな人というのは大体分かる。もちろん外すこともあるが、それはこれから歳をとっていく上でさらにたくさんの人と会って、たくさんの人と話すことで正確になっていくのだろう。

そして、見た目で判断するというのは遺伝子レベルで受け継がれた情報もあるのだと思っている。今まで生きてきた人たちのノウハウみたいなものを僕たちは生まれながらにして受け継いでいて、その情報のひとつに見た目で判断するという分類が入っているんだろう。だから、一般的な見た目がいいという傾向は同じなんだ。遺伝子レベルで見た目で判断する能力が人間に備わっているんだから、それを使わないのはもったいない。

見た目で判断してもいいじゃない。その人の人生は見た目に出るし、その人の性格も見た目に出るし、その人の生活水準というのも見た目に出る。それを批判して、話してみなければ分からないというのはちょっと違うんじゃない?話してみなければ分からないことも多々あるけど、それでも僕はこれからも人を見た目で判断していく。



そして、いろんな人から反感をかっていくんだろうなぁ・・・。