10分考えて分からなければ聞いたほうがいい

聞く前に調べる。調べて分からなければ聞く。

これは非常に正論で、確かに間違っていない。全く調べずに聞いいてこられると、何が聞きたいかも分からず、教える側もどうしようもなくなることが多々ある。ただ、聞かずに調べ続けて2時間も3時間も唸り続けるのは全く無駄なことだと思う。

調べる力をつけるために、どんなに時間がかかっても自分の力で調べるべきだという人もいる。確かに間違ってはいない。けど、会社はそんな時間をくれるものじゃない。時間が無限にあり、モチベーションを下げることなく調べ続けれる人がいるのであればいい。調べ続け分からなければ人間誰しもモチベーションが下がる。3時間も同じことを調べ続ければ、調べ始めた最初の10分の集中力の半分以下になってしまうのが一般的だろう。

それならば聞けばいい。

全てのことを知っている人間なんていない。僕よりも年が下の人間でもなにかの分野では僕よりも知識を持っているのは当たり前だ。僕はゲームをしなくなってずいぶん時間がたつ。だから、小学生のほうが僕よりもゲームに関してはいろんな知識を持っているだろう。僕が3時間かけて分からなかったことをその人なら即答で答えを返してくれる可能性がある。そういうことがあるなら、さっさと聞いてしまったほうがいいと思う。

調べるのは聞いて分からなかった後でも出来る。というか、言い方を変えると人に聞くということは調べることの一環だといえるんだ。別に恥でもなんでもなく、あの人に聞いて解決するだろうと思うんであればサッサと聞いて違うことに力を使ったほうがよっぽど効率的だ。

でも、やっぱり教えて教えていっているとその人の自身を疑われる結果になる。そんなこと調べればすぐ分かると思えるようなことを一津も聞かれると、聞かれるほうもげんなりするし嫌な気分になる。

そこで、10分だけ自分で調べてみよう。

ネットで10分も調べれば一般的なことであればすぐに分かる。10分調べて分からないことは大抵専門知識であることが多い。ようは調べても調べても分からないような情報であることがありえるんだ。10分調べて概要が分かれば、聞くときも要領を得た質問が出来る。聞かれたほうも調べて分からなかったから聞いたんだって納得できるし、聞くほうは分からないところがピンポイントで利けるしいいことだらけだ!

一人でうなって考え続けるのもいいが、人に聞いて分かるようなことならサッサと聞いて次に進むことをオススメします。人間の時間というのは無限じゃなくて、その考え続ける時間を減らすことでできることも多いのだから。